世界中で最も人気なサッカーゲームシリーズであるFIFA。1994年のシリーズ第1作目から絶大な人気を誇るFIFAの今作であるFIFA23はEAスポーツとFIFAがパートナーシップを結ぶ最後の作品であることから非常に注目を集めています。
そんなFIFAですが、一般のサッカーゲームという枠を超えて、近年はeスポーツとしても世界中でプレーされています。国内外で大規模な大会が開催されており、さらには世界中から選ばれたFIFAのプロプレイヤーが世界1の座をかけて争う、本物のワールドカップさながらの熱い戦いも開催されております。またこの人気に付随するようにFIFAの賭けであるeスポーツベッティングも世界中で楽しまれています。そんな時に気になるのが、どんなFIFAのプロプレイヤーがいるのか?国内の注目プレイヤーは誰なのか?ということでしょう。
ということで今回は、国内外の注目FIFAプロゲーマーや国内のストリーミングで活躍するV tuberについて詳しくご紹介いたします!
FIFAとは
FIFAは1994年の第1作から約30年間にわたりサッカーゲームの中で最も人気を集めているゲームの1つです。FIFA(国際サッカー連盟)の公認ゲームで2021年までにすでに3億2500万本以上の売り上げ実績を誇っており、現在はその数を大幅に更新しています。また、2022年9月に世界同時発売されたFIFA23は、EAスポーツとFIFAのパートナーシップ契約における最終作となっております。
ヨーロッパのプレミアリーグやブンデスリーガ、セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アンを含む様々なリーグに加え、北中米やサウジアラビア、韓国などの世界中のリーグライセンスを取得。同じく日本で人気の高い他のサッカーゲームシリーズに比べ、非常に多くの選手やチームを使って熱い対戦を楽しむことができます。
さらに、グラフィックスの高さや多数のゲームモードに加え、簡単な操作も魅力の一つです。FIFAは音響や声援、試合の実況やピッチテクスチャ、ゴールセレブレーションなどの細かな要素への作り込みやこだわりが見えます。そのため、プレーや試合を観戦するだけで没入感のある体験をすることができるのです。FIFAが約30年かけて積み上げてきたこれらの魅力は、他のサッカーゲームシリーズとは一線を画す特徴と言えるでしょう。
そんなFIFAですが一般のサッカーゲームという枠を超えて、近年はeスポーツとしても世界中でプレーされています。国内外で大規模な大会が開催されており、さらには世界中から選ばれたFIFAのプロプレイヤーが世界一の座をかけて争う本物のワールドカップさながらの熱い戦いも開催されております。
国内最強FIFAプロプレイヤーTOP6
国内でも大人気なFIFAシリーズ。FIFAのプロプレイヤーは国内だけでも数多く活躍しており、Jリーグのチームと契約をしている選手も多くいます。もちろん選手によって様々な特徴があり、そのテクニックとスキルで私たち観客を魅了してくれます。今回は、これまでの経歴や国内外の主要大会の成績をもとに日本人の注目プレイヤーを6名紹介します!
Jay ジェイ
Jay選手は川崎フロンターレに所属し、FIFAのプロプレイヤーとして優れた戦績を誇っています。FIFA19シーズンから始まり、Weekend Leagueでは30勝-0敗を達成。さらに、eChampions League世界大会でBest16に進出しました。FIFA20シーズンでは再びWeekend Leagueで30連勝を果たし、eJリーグオンラインチャレンジカップで優勝を成し遂げました。
FIFA21シーズンにおいては、Weekend Leagueでの30勝-0敗に加え、East Asia qualifier1、eJリーグクラブチャンピオンカップ、eJリーグFUTチャンピオンカップwinnersなど、複数の大会で優勝。さらに、FIFAe Nations Online Qualifiers 2021アジアオセアニア予選ではサッカーe日本代表として優勝を果たし、FIFAe Nations Cup 2021にも出場しました。
Jay選手は2022年のサッカーe日本代表に選ばれております。同選手はコメントで、e日本代表入りに喜びと意欲を語り、「今年は3大会で優勝して、e日本代表としても結果を残したい」と抱負を述べています。彼のプレースタイルはパスワークと面白いプレーに長け、守備でも堅守から速攻で点を奪う戦術的なスタイルが魅力です。また、もともとスペインのリーガエスパニョーラが好きだったことから、これらの影響を受けた戦術に興味を持っているとも語っています。今後の活躍にも目が離せない選手です。
エビプール
エビプール選手はアビスパ福岡に所属するFIFAのプロプレイヤーです。FIFA22シーズンでは、eJリーグ Powered by plalaのクラブチャンピオンカップで優勝し、FUTチャンピオンカップではベスト4に輝くなど、そのプレーに注目が集まりました。FGS Asia North QualifierやTeam of the Season CUPでも一定の成績を収め、その名を全国区に知らしめました。
さらに、FIFA23シーズンでもFGS Asia North Qualifierでの活躍が光り、ベスト4に進出しています。エビプール選手は豊富な経験と高い技術で相手を圧倒し、2023年3月27日にサッカーe日本代表に召集されました。
エビプール選手の特筆すべき点は、eスポーツチームとしての戦績だけでなく、個人としての実績もしっかりと築いていることです。将来が楽しみな選手の一人として、注目を浴び続けることでしょう。
Aguアグ
Blue United eFC 所属のAgu選手は日本のeスポーツシーンで輝く存在です。その戦歴を振り返りますと、PS4 FIFA 19 JAPAN Tournamentではベスト16に輝き、eJ.LEAGUE SAMSUNG SSD CUP 決勝ラウンドでもベスト16に進出しました。
FIFA20シーズンにおいては、Global Series Tournament Japanでベスト8に躍り出ています。FIFA e Club World Cup 2020にも出場し、FUT Champions Cup Stage V アジア予選 PS4 部門では見事優勝。EA SPORTS FIFA 20 Summer Cup Series Asiaでも優勝の栄冠に輝きました。
続くFIFA21シーズンでは、FIFAe Club World Cup 2021 Zone 2で優勝し、サッカーe日本代表としてFIFAe Nations Online Qualifiers 2021 アジアオセアニア予選も制覇。FIFAe Nations Cup 2021への出場も果たしました(大会は中止)。そして、FIFA22シーズンのFUT Champions Cup North Asia#1では5位に入賞しています。
2022年のサッカーe日本代表にも選ばれているAgu選手はコメントで、「FIFAe Nations Cupでも良い結果を残し、eスポーツの普及にも取り組んでいきたいと思います。昨年はリザーブでの選出でかなり悔しい思いもしたので、今年はe日本代表になれるよう予め意識してシーズンをスタートしてきました。」と述べています。
プレースタイルにおいては、アグレッシブなプレスと速攻で相手にアグレッションをかけることが特徴。また、メンタルトレーニングにも力を入れており、その強靭なメンタリティも武器としています。
今シーズンも様々な国際大会での素晴らしい活躍が期待されます。
KAZ
KAZ(カズ)選手は1996年6月20日生まれのFIFAプロプレイヤーです。FIFA22 JFA eスポーツ・サッカー選抜大会ではベスト4に入賞し、ウイニングイレブン2019でも第二回eS-league 1on championshipで優勝しました。さらに、JeSU静岡県強化指定選手としても活躍しています。
KAZ選手は今年から東京ヴェルディeスポーツチームへ加入しFIFA部門の一員として、今後は結果にこだわって大会に臨んでいきたいと話しています。
また、KAZ選手は選手活動の傍らで、昨年開校したeスポーツ高等学院で講師を務めています。今年で15年を迎える東京ヴェルディのコーポレートパートナーである中央高等学院の姉妹校である同校。KAZ選手はこれまで培った経験を生徒たちに伝え、共に成長していきたいと話しています。プレイヤーだけでなく講師としても活躍するKAZ選手の今後の活躍に注目です。
あつや
あつや選手は東京ヴェルディのeスポーツ部門に所属するFIFAプロプレイヤーです。2017年からプロeスポーツプレイヤーとして活動し、主にFIFAでその腕前を発揮しています。あつや選手の戦歴には、日本eスポーツリーグ FIFA部門での優勝やeJリーグでのベスト4、さらにManchester City esports cup本戦出場など、輝かしい戦績を残しています。
また、FIFA23FGS North Asia Rankingでは5位、FIFA19FGS North Asia qualifyではベスト8に進出などFIFAプロゲーマーとして高い評価を得ています。
あつや選手は自身のコメントで述べている通り、「できることは何でもやる」をモットーに掲げ、東京ヴェルディeスポーツチームの一員とし独自の戦術とテクニックを駆使して国内外の大会で力を発揮しています。今後のあつや選手の活躍に目が離せません。
Web Nasri ナスリ
Web Nasri選手は鹿島アントラーズ所属のFIFAプロプレイヤーとして、FIFAシーンにおいてその名を轟かせています。FIFA18シーズンにおいてはGlobal Series playoffsで3位の成績を収め、FIFA eWorldCup Grand final 18にも出場。続くFIFA19シーズンでは、SONYコンチネンタル杯日本予選優勝、本戦ベスト8、Licensed Qualifier Event(世界大会)準優勝といった輝かしい戦績を残し、FIFA19 Global Series Playoffsでは17位にランクインしました。FIFA20シーズンではFUT Champions Cup #3でベスト16に入り、EA SPORTS FIFA 20 Summer Cup Series Asiaでは準優勝を果たしました。
続くFIFA21シーズンではeJリーグクラブチャンピオンカップで準優勝し、FIFAe Club World Cup Zone2(アジア)ではFinalで3位に輝きました。また、サッカーe日本代表としてFIFAe Nations Online Qualifiers 2021 アジアオセアニア予選を制覇し、FIFAe Nations Cup 2021にも出場(大会は中止)。
2022年のサッカーe日本代表にも選ばれており、「昨年に続いて2度目の選出を、本当に嬉しく思います。昨年は大会が中止になってしまいましたが、今年はe日本代表として結果が残せるようにがんばりたいです。」と語っています。攻撃的なボゼッションスタイルが特徴で、前線に多くの選手をかけながらポゼッションを保ち、相手の隙を狙うプレースタイルが彼の強みです。
国内人気FIFA配信者
国内でも人気の高いFIFAシリーズですが、今までに紹介したプロプレイヤーだけでなく様々な有名ストリーマーが配信実況を行なっています。例えば、国内で最も有名なストリーマーであるSHAKA氏やスタヌ氏、人気Vtuberである叶氏や葛葉氏、成瀬鳴氏など、その他多くのにじさんじのvtuberもFIFAの実況を行なっております。今回はその中でも成瀬鳴氏について詳しく紹介していきます。
成瀬鳴
成瀬鳴は、2018年6月8日にVOIZ【ボイズ】としてデビューし、その後ににじさんじSEEDsに合流。中学時代はラグビー部でフッカーを担当していましたが昔からスポーツ全般が趣味で、特にサッカーが大好きであたことからFIFAも積極的にプレーしています。また、マリオカート杯では初代&三代目王者の実績を持ち、ソロ配信ではサッカーゲーム「FIFA」や「マリオカート8DX」、さらには「Apex Legends」などをプレイしてる人気Vtuberです。
また、成瀬鳴はにじさんじ声劇同好会を主催し、複数のにじさんじライバーを招いて様々な台本を使った演技を披露しています。最近では、サッカー専門のYouTubeサブチャンネル「成瀬鳴のサッカーch」も開設し、「今後サッカーの観戦やゲームはこちらでやります!」と告知。さらに、大のサッカー好きとしてTBSのサッカー番組『KICK OFF!J(キックオフ!ジャパン)』ではナレーターを務め、FC東京とのコラボグッズも発売されるなど、多岐にわたる活動を展開しています。
世界最強FIFAプロプレイヤーTOP5
FIFAは国際サッカー連盟の公認ゲームで、2021年までにすでに3億2500万本以上の売り上げ実績を誇っている世界的に超人気なサッカーゲームです。もちろん世界には数多くの強豪プレイヤーが様々な大会で活躍しています。ということで、こちらでは世界各国の注目FIFAプロプレイヤーを5名紹介します。
Msdossary7 – モサド・アルドサリー
Msdossary7はサウジアラビアのFIFAプロプレイヤーで世界のFIFAシーンでは非常に注目度の高いFIFAプロゲーマーです。Msdossary7がなぜ世界の注目プレイヤーなのかは、彼のFIFA esportsライブストリーミングをみれば一目瞭然でしょう。彼は2018年に、わずか18歳にもかかわらずFIFAeワールドカップを制し、FIFAシーンに衝撃を与えました。この衝撃のデビューによってFIFAのレベルがまた一段階アップしたと言われています。その後、Msdossary7は20大会以上のFIFAトーナメントに出場し、通算賞金はで60万ドル以上となり、歴代の名選手の一人と言われています。今後の彼の活躍に目が離せません。
Tekkz – Donovan Hunt
Tekkzを世界のesports界隈で最高のFIFAプレイヤーだと評価する人は多くいます。その理由は明白で、 2018年にスペインで開催されたFUTチャンピオンズカップで、わずか16歳にも関わらず対戦相手を圧倒し、瞬く間に世界中の注目を集めたからです。イギリス人のTekkzha選手はディフェンスゲームを展開するという特徴がある一方、オフェンスに関してはオールラウンドな攻めができる選手です。Tekkzは衝撃のデビュー以降、eチャンピオンズリーグを含む様々なタイトルを獲得。今後の活躍が最も注目されているFIFAプロプレイヤーであると言えるでしょう。
nicolas99fc – Nicolas Villalba
nicolas99fcはアルゼンチンのFIFAプロプレイヤーで、2016年に初めてFIFAシーンに登場して以来、素晴らしいプレーで観客を魅了してきました。彼は現在Basel 1893でプレーしており、2019年のFIFA eクラブワールドカップではTekkzとのコンビで見事優勝しました。「アイスマン」として知られるnicolas99fcは、勝利へのプレッシャーがどんなに大きくても冷静さ失うことはありません。彼の通算賞金獲得額は現在$340,000を超え、さらに多くの賞金を獲得することは容易いでしょう。今後の彼のプレーは必見です。
Umut – Umut Gultekin
Umut GultekinはドイツのFIFAプロプレイヤーで、2022年FIFAeワールドカップでの見事な勝利が印象的な選手です。現在、Umut Gultekinはドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒのesports部門であるRBLZでプレーしています。ドイツの新たなスター選手として注目されているUmut Gultekinは、すでに35万ドル以上の賞金を手にしており、今後の活躍にも目が離せな注目の選手です。
5. Ollelito – Olle Arbin
Olle ArbinはスウェーデンのFIFAプロプレイヤーで、FIFAの競技シーンにおけるスーパールーキーの1人です。彼はPlayStationとXboxでそれぞれTG.NIPとNinjas in Pyjamasでプレーしており、2018年に初出場を果たして以来、様々な大会で輝かしい成績を残し15万ドル以上の賞金を獲得しています。OllelitoはFIFA 2020ステージ3 FUT 20チャンピオンズカップで、スウェーデン代表チームの一員として素晴らしいプレーを披露しました。さらに、彼のYouTubeやTwitchには何千人ものフォロワーがおり、今後の活躍に注目が集まります。
まとめ
今回はFIFAのeスポーツ競技で活躍するプロプレイヤーや注目のストリーマーについて紹介してきました。全世界的に絶大な人気を誇るFIFA。FIFAの競技シーンはただ観戦するだけではなく、eスポーツベッティングを楽しみながら選手を応援するファンも多くいます。1年を通して世界各地でFIFAの大会が開催されており、様々なeスポーツブックから賭けを楽しむことができます。FIFAのオッズを予想する際にはぜひ今回紹介した国内外のFIFAプロプレイヤーに注目してみてはいかがでしょうか。