世界中で人気の高いオンラインブックメーカーやeスポーツベッティングといったオンラインベッティングですが、日本でもその注目度は上昇しており、今急成長をとげている業界の1つです。そんなオンラインベッティング業界を含めたスポーツやeスポーツシーンが進化するにつれてファンやプレイヤー、ベッターが使用する独自のギャンブル用語が増えてきています。
また、日本でも人気の高いLoLやFIFAなどのe スポーツ業界ではゲーム独自の用語やギャンブル独自の単語が存在します。これらのギャンブル用語を知っていると単にプレーする際だけでなく、LoLの賭けやその他のゲームへのベッティングをする際にもとても役に立つでしょう。
ということで今回は、一般的に広く使われているオンラインギャンブル用語やeスポーツベッティング用語を一覧にして紹介します!
Aから始まる用語
Abuse(アビューズ):乱用や悪用ということで、Bonus Abuseとはボーナスの規約に沿わない使い方や不正取得を表す。
Account(アカウント):口座。
Accept(アクセプト):受け入れる、承諾する。オッズの確定時などに表示されることがあります。
Accumulator/acca(アキュミュレーター):アキュムレーターベットは複数の選択を1つのベットに組み合わせるマルチベットのこと。アキュムレーターベットをした際には、それぞれの賭けに勝たなければなりません。このため、アキュムレーターベットは、ベッターのリスクは大きいですが一方で賞金も大きくなるベッティングオプションです。
All-In (オールイン):プレイヤーのアカウント残高を全て使って賭けること。
AoE:eスポーツなどで使われるもので、特定の範囲に影響を与えるアビリティ。
Asianhandicap(アジアンハンディキャップ):スポーツベッティングで用いられる賭け方の一つ。対戦するチームや選手の実力差を考慮してハンデが付いた変則的なベッティングを行う。野球やホッケーなどのスポーツではSpread(スプレッド)と呼ばれることもある。
Amount(アマウント):総計のことでブックメーカーでは入出金画面での入金額や出金額、賭け金の入力欄などで使われます。
Awards(アワーズ):賞。賞品。景品。
Bから始まる用語
Ban(バン):禁止、追放。Account Bannedはアカウント閉鎖のこと。
Bankroll(バンクロール):資金。オンラインギャンブルではバンクロール管理が重要となる。
Balance(バランス):資産や口座の残高。Account Balanceとは、ベットできる残高を指す。
Battle royale(バトルロイヤル):eスポーツゲーム界の最新トレンドゲームとして圧倒的な人気を誇る。時間により縮小していくフィールド中でフラッグやアイテムを集め、他のプレイヤーやチームを打ち負かすというシンプルなコンセプト。一人称視点のものから三人称視点のものまで多くの種類がある。FortniteやPUBG、Apex Legends、CoDなどの有名ゲームがこれにあたる。
Bet(ベット):賭けのこと。
Betting markets(ベッティングマーケット):ベッティングマーケットとはスポーツブックやeスポーツベッティングを行う際に選択できる様々な種類のベットオプションのこと。最も一般的なベッティングマーケットには、ウィナー、マップウィナー、マップハンディキャップ、オーバー/アンダー、トータル、1X2、デュレーションなどがあります。
Bet History(ベットヒストリー):プレイヤーのベッティング履歴。自身の勝率や合計金額を確認できます。
Both teams to score (BTTS):両チームが得点を決めるかどうかに賭けるベッティングマーケット。BTTSベッティングはサッカーやホッケーといった1ゴールを決めるのが難しいスポーツで人気があります。
BM:バッドマナーの頭文字をとったもので、試合中に選手同士が悪口を言い合ったり、フェアでないプレーをしたりしたときに使います。
Bo1、Bo3、Bo5: ベスト・オブ・ワン、ベスト・オブ・スリー、ベスト・オブ・ファイブを意味する頭字語。LoLをはじめ様々なeスポーツの大会ではこの対戦形式が用いられることが多くあります。
Buff(バフ):ゲーム内でキャラクターの能力を増加させること。バフには短期的なものと永続的なものがあり、例えばゲームのアップグレードが行われ、特定のキャラクターがバフを受けることもある。
Build(ビルド):ゲーム内において使用するキャラクターやその他のアイテムを使うことで、より攻撃的なプレイヤーやより守備的なプレイヤーなどの特定の役割を果たすために組み立てていくこと。
Cから始まる用語
Cash out(キャッシュアウト):キャッシュアウトとはベッティングを行う際に使う用語で、ベットを決済前に終了させるオプションのことを指します。キャッシュアウトをすることでベットが勝っているときには利益を確保したり、ベットが負けているときには損失を最小限に抑えることができます。
Corner betting(コーナーベッティング):サッカーのベッティングオプションの1つ。試合中のコーナーキックの数を使ったベッティングです。
Counter-Terrorists(カウンターテロリスト):カウンターストライクの中で使われる用語で、カウンターテロリスト(CT)は爆弾の爆発を防ぐか、ダメージを与えるために武器や手榴弾を使用して時間内にテロリストを排除するモード。
Cooldown(クールダウン):特殊な武器やアビリティを使用した後、再び使用できるようになるまでの時間。
CS:GO:CS2 Global Offensiveの頭文字をとったもので、一人称視点のシューティングゲームの中でも特に人気が高く、各試合ではテロリスト(攻撃側)とカウンターテロリスト(防衛側)に分かれて争う。
Clutch(クラッチ):戦況的に勝利がとても難しい、ありえない状況の中でプレイヤー1人で勝利を収めること。
Dから始まる用語
Damage per second:例えばLeague of Legendsでは、あるチャンピオンが一定時間にどれだけのダメージを与えるかを表す。
Double chance betting(ダブルチャンスベッティング):リスクの少ないベッティング方法の一つで、2つの結果を1回のベッティングで賭けることができます。ダブルチャンスベッティングのオッズは通常のベッティングのオッズよりも低くなり、勝利した際の賞金は少なくなりますが、プレイヤーがリスクを低くすることができます。
Double result bet:スポーツやeスポーツベッティングを行う際に用いられるベッティングオプションです。ハーフタイムベットとも呼ばれ、前半のスコアリーダーと後半の勝者(試合の勝者)を予想します。
Dota 2:Defense of the Ancients 2の頭文字をとったもので、人気のマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナゲーム。100を超えるDotaヒーローを用いて5v5のチーム戦で戦います。
Double elimination bracket(ダブル・エリミネーション・ブラケット):eスポーツなどのトーナメントにおけるプレーオフ・ステージで、もし1試合負けたとしても敗者復活ができるトーナメント形式。負けたチームは敗者枠に落ち、そこでトーナメントで負けた他のチームとグランドファイナルまで戦う最後のチャンスを得ることができます。
Eから始まる用語
Each Way(イーチウェイ):競馬などのレース競技やスポーツの優勝予想オッズに用意されるサイドベットで、優勝へのベッティングの他にその賭け金と同額を連複にも賭けるというベッティングオプションのこと。
EST(イーエスティー):Eastern Standard Timeの略でアメリカ東部標準時のこと。日本の標準時とは-14時間の時差があります。
Esports betting strategy(eスポーツベッティングストラテジー):eスポーツベッティングを行う際に、選手情報や直近の成績、チームの戦略などあらゆる情報をもとに設定した戦略のこと。
Fから始まる用語
Fade(フェード):フェードとはチームが負けることに賭けることで、株でいうところのショートのようなもの。上昇トレンドではなく下降トレンドに賭けることを指します。
FPS(ファースト・パーソン・シューティング):銃を使った戦闘と一人称視点に重点を置いたゲームジャンルのこと。プレイヤーはゲーム内のキャラクターの目線でゲームを体験することができます。一人称視点のシューティングゲームはダイナミックで直感的なゲーム体験ができます。
FGC(格闘ゲーム):1対1のアクションを中心に固定されたステージで行われる戦闘ゲーム。敵の体力を削ったり、ステージから叩き落としたりするもので、鉄拳やモータルコンバット、ストリートファイターなどがある。
Gから始まる用語
Gank:LoLなどのゲームにおいてチームの1人または複数のプレイヤーが、敵を排除または混乱させるために数的優位を作ることを意図してレーンに行くこと。
GG:「いい試合だった“good game”」という意味。
GLHF:”good luck; have fun “という意味で、試合前に使われます。
Hから始まる用語
Handicap(ハンディキャップ):ベッティングにおけるハンディキャップとは、実力的に不均等な対戦のオッズをより均等にするためにチームに与えられるポイントのこと。
Iから始まる用語
In-play betting(インプレイベッティング):インプレイベッティングとはライブベッティングとも呼ばれ、ライブカジノなどのリアルタイムで行われているイベントに対してベッティングをします。よりエキサイティングで臨場感のあるベッティングが魅力的なベット方法です。
Jから始まる用語
Jungler(ジャングラー):LoLなどで使われるeスポーツ用語でフィールド内のサブキャラクターを攻撃し、チームメイトをサポートすることを主な役割とするプレイヤーまたはキャラクターのこと。League of Legendsでは各チームに特定のジャングラーの役割がある。
Kから始まる用語
KDA:”キル、デス、アシスト “の頭文字で、試合がどのように行われたかや、プレイヤーの成績を表すスタッツ。
Lから始まる用語
Lay betting(レイベッティング):レイベッティングとはオッズを設定してチームが負けるか、または何かが起こらないことに賭ける方法です。これはフェイディングと似ていますが、ここではベッターは自分の好きなオッズを自由に選ぶことができます。
League of Legends (LoL):Riotが開発・運営するマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ。5人1組の2チームが平行したマップで対戦し、プレイヤーはそれぞれ特殊能力や得意技を持つキャラクター “チャンピオン “を操作する。チャンピオンを強化したり、ゴールドを使ってアイテムを購入したりすることで、敵の拠点に押し寄せて敵の「ネクサス」を破壊したチームの勝利となる。
Mから始まる用語
Meta(メタ):最新のアップデートに基づく、アイテムやキャラクターなどゲームの現在の状態のこと。
MOBA:League of LegendsやDota 2などのマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナの略称。プレイヤーは固定されたマップ上でキャラクターを動かし、チームごとにレーンを作る。アイテムやチームワーク、キャラクタースキルを駆使して敵を倒していき、最終的に敵チームのハブを破壊することで勝利となる。
Nから始まる用語
Nerf:ゲームのアップデートによりキャラクターやアイテムが弱体化されること。
Noob:初心者や未熟なプレーヤーを揶揄する言葉。
NPC:「ノン・プレーイング・キャラクター」の略語で、他のプレイヤーが操作するのではなく、ソフトウェアが生成する対戦相手のこと。
Oから始まる用語
Odds boost(オッズブースト):オッズブーストとはブックメーカーが提供するインセンティブのことで、行っているベッティングを「ブースト」することでオッズが上昇したり、勝利金が増加したりといったプレイヤーに魅力的なボーナスのこと。
Pから始まる用語
Picks and bans:LoLやDOTA2といったゲームにおいて使われるeスポーツ用語で、対戦マッチの前にプレイヤーは使用するチャンピオンやマップをピック(BANから保護)したり、逆にBAN(プレイから除外)することができます。
Rから始まる用語
Rollover(ロールオーバー):ベッティングにおけるロールオーバーとはベッターがプロモーションなどにより得た賞金を引き出すために満たさないといけない条件のこと。例えば、$100の入金ボーナスのロールオーバーが10倍であった場合、ベッターはボーナスを引き出す前に合計$1,000を賭けなければなりません。
Sから始まる用語
Salty:ゲーム中に怒ったり、動揺して声を荒げているプレーヤーを表す用語。
SCIIまたはSC2:StarCraft IIの頭文字をとったもので、宇宙を舞台に行う人気eスポーツゲーム。
Shutout(シャットアウト):eスポーツゲーム内においてチームまたは個人が、対戦相手に1ポイントもキルされることなく勝利すること。
Single elimination bracket(シングル・イリミネーション・ブラケット): eスポーツイベントで採用される大会形式の1つでトーナメントで負けた場合には敗退となり、敗者復活などの救済がない形式のこと。
Stream or live stream(ストリームまたはライブストリーム):スポーツやカジノ、eスポーツなどをインターネット上で放送することでPCやタブレット、スマートフォンで視聴できる。
Tから始まる用語
Tank(タンク):殺すのが非常に難しいキャラクターやプレイヤーのこと。
Twitch:eスポーツ界を代表するライブストリーミングサービスで、人気ストリーマーによる配信やeスポーツイベントを視聴することができるプラットフォーム。
Tier1:タイトルによっても定義は変化しますが、現状の環境における「最強」の立ち位置となります。
Uから始まる用語
Ultimate(アルティメット):eスポーツにおいてキャラクターの最も強力な能力のことをアルティメットといい、ウルトと言われることもある。
Unit(ユニット):スポーツベッティングにおけるユニットとは、ベッターのバンクロールの数%に相当するベットサイズのことです。例えば、ベッターのアカウントに$1,000があり、2%のユニットでベットする場合、ユニットは$20ということになります。
Wから始まる用語
Winning margin bet:Winning margin betとは勝ちチームと負けチームの得点差を予想して賭けるベッティング方法です。例えば16-13で終了した試合の場合は3ゴールとなり16-15で終了した場合は1ゴールとなります。
ベッティング用語まとめ
今回はオンラインカジノやスポーツ・eスポーツベッティングで使われる賭け用語についてまとめてきました。最近はオンラインカジノをはじめスポーツベッティングなどの人気が年々高まっています。
また日本でも人気の高いeスポーツでは人気ストリーマーの配信などの人気上昇に合わせて、日本でも人気の高いPUBGの賭けや鉄拳の賭け、Valorant の賭けの注目度が高まっています。ぜひオンラインブックメーカーでスポーツやeスポーツベッティングを楽しんでみてはいかがでしょうか。